真実の愛なんて、本当にそんなものあるのかな・・・。
大きな声を出して早口になる自分が、情けない。
怒りをぶつけて、彼の顔も見れなくなる。
明日になれば許してくれる?
心の中で問い掛ける。裏切ったのは彼なのに。
真実の愛について考えてみませんか?
二人の愛
些細なことが気になって、いつも心配ばかりしている。
だからこんなに疲れてしまうのかな・・・。
一喜一憂。振り回されて、信じる勇気ももう残っていない。
真実の愛なんて、本当にそんなものあるのかな・・・。
冷たい言い訳に腹が立って、大きな声を出して早口で彼のことを責めている。
そんな自分が大嫌いで、大粒の涙が一緒に溢れて止まらなかった。
ずっと下を向いていた彼が、私の声に負けないくらい大きな溜め息をついて、
胸がどうしようもなく痛くなる。
惰性の日々は、どんどん冷たく形を変えていく。
明日になればあなたに触れることができるかな・・・。
あなたの愛。二人の愛。見つめてみませんか?
不安が消えないこの関係に、愛を見出すことができるのか。
今あなたは立ち止まり考える時間が必要です。
真実の愛って?
「今が幸せでたまらないの!」
物語の主人公みたいに、愛を語る女友達をじっと見つめている。
本当に幸せなの?
なんて聞き返すのは失礼だし意地悪だから、彼女の真似をして笑顔をつくる。
私はみんなより先に結婚した。私はみんなより先に妊娠した。
得意げにニヤニヤと話す女友達に、違和感を感じたことはありませんか?
擦り切れそうな彼女の感情が、どうしようもなく伝わって見ていたくない。
光る薬指に目を落として考える。
本当の幸せって何だろう・・・?
真実の愛は自分自身が決めるもの。
誰かと自分を比べて、初めて実感できるものではないということ。
それだけは、彼女の嫌味を聞いていて見つけた答え。
【羨ましいでしょう?】
心の声が不安を煽られるたびに、聞こえてくる。
真実の愛。それは人に自慢するものではありません。
二人の心の繋がり。それは言葉に変えられるものではないのだから。
強くなる心
満員電車に揺られて、行きたくない場所に向かうとき。
人間関係に疲れて、トボトボと肩を落とす帰り道。
彼の笑顔が心の中に溢れて、泣きそうになる。
今日会ったことを話したい。
悲しくて情けなくて、つまらない私の毎日も、彼はきっと抱きしめながら聞いてくれる。
「大変だったね」 「頑張ったね」
そう言って、きっと優しく手を握ってくれるだろう。
それが分かるということ・・・。
想うだけで心が強くなるそんな人が、あなたにはいませんか?
苛立ちに溢れた電車の中でも、今にも泣き出しそうな一人きりの夜道も、
彼が居てくれるその現実に、心は温かくなって頑張ろうなんて前を向くことができる。
真実の愛。
それは存在に助けられるということ。
「生まれてきてくれてありがとう」
ありきたりな言葉だけど、そんな風に愛しさが溢れる相手のことなのかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか?
真実の愛。一度は考えたことがありませんか?
運命の人との出会いは、日々を大きく変えるもの。
心からの信頼。
人と比べずとも感じることができる安心感は、素晴らしい愛に出会えた証なのかもしれません。