心細い夜。私はひとりぼっち・・・。
突然やってくる寂しくてたまらない気持ち。
今にも泣き出してしまいそうな心の静寂に、あなたはどうやって対処していますか?
息の詰まる思いに、困惑してしまいますよね。
みんな、この心の隙間をどうやって埋めているんだろう・・・。
寂しい時の対処法をご紹介します。
笑うことで寂しさを振り払う
寂しい時は、じっとしていないこと。
心細さを振り払うために立ち上がることも大切です。
温かい飲み物を用意して、体も心も温める準備をして下さい。
リラックスできる洋服に着替えて、とりあえずテレビをつける。
あなたの今感じている孤独を振り払ってくれるような、笑顔になれる映像を探してみましょう。
面白い番組がやっていればそれを観てみたり、YouTubeなどで動画視聴を楽しむのもいいですね。
あなたの好きな芸能人や、YouTuberに元気をもらいましょう。
声を出して笑えた時、心から寂しさが立ち去るのを感じられるはず。
画面を通してでも、人の笑顔や笑い声を感じ取ること。
それだけで、心細い感情はゆっくりと癒えていくでしょう。
実際に自分が笑うことや、笑い声を聞くことで心のストレスが和らぐことが心理学的にも明らかになっています。
眉毛を下げて悲しく寂しい顔をしていると気づいたら、そっと微笑んで自分を癒してあげてくださいね。
騙されたと思ってやってみると、以外と心が少し穏やかになりますよ。
自分の世界
あえて騒がしい音や人の声を遮断して自分ひとりの世界に浸ってみてはいかがでしたでしょうか。
部屋の明かりをいつもより少しだけ暗くして、できれば温かい色の間接照明などがいいかもしれません。
自分の大好きなものだけで自分を囲んだら、好きな音楽や紅茶などをゆっくりと口にして、
本や、同じように孤独を感じていた人々の詩や言葉に触れてみるといいかもしれません。
ここで1つ
ミュージシャンである甲本ヒロトさんの言葉にこうあります。
僕、一人は好きだよ。
寂しいのはイヤだけど。
一人は寂しくないもん。
寂しいっていうのは、人と人との関係の中で起きることだから。
一人ぼっちってよく言うけど、一人っていうのはちっとも寂しいことじゃないんだ
ひとりの美味しい食事
寂しい時ほど、食事の時間を大切に。
美味しそうなお惣菜やお弁当を買ってきて、家でゆっくりと食事してみましょう。
寂しい気持ちに限りませんが、心にザワザワや引っ掛かりがあるときに作るご飯って、
美味しくできないんですよね・・・。
心が疲れている時は、頑張りすぎないこと。
肩の力を抜いて、今日は自炊をお休みしてみませんか?
好きなものをたくさん食べて、美味しいと感じること。
それだけで、幸福感は一気にアップします。
寂しさを緩和させるために、ちょっとだけお酒をたしなんでみたり・・・。
特に甘い食べ物は幸福度をあげてくれると言われています。
太ってしまうからと遠慮していたスイーツも、今日ばかりは大事に食べてみませんか?
ひとりぼっちで外食する気にはなれないでしょうから、リラックスできる自分の家で素敵な時間を過ごしてみましょう。
明るい気持ちが戻ってくるように、美味しいご飯に元気をもらって下さいね。
ひとりぼっちは増えている
日本は、未婚率が年々上昇し、少子化で子供の数も減っていると言われています。
ですから、ひとりぼっちの方が増えてきているのです。
あなただけじゃない
たくさんのひとりぼっちがあなたと同じように孤独を感じ、心細さを抱いているかもしれません。
アクティブな誰かは、ひとりぼっちであることをネガティブに表現するかもしれません。
その言葉はあなたを傷つけ、良くないことだと思いこんでいるかもしれません。
ですが、世の中で成功したり才能のある方の多くは、限りない孤独を感じていることが多いのです。
自分と向き合う時間が多いからこそ、何かを生み出せる力が湧いてくるのかもしれません。
大切な人の声、と言葉
寂しさに押し潰されてしまいそうな時は、信頼できる友達や家族に電話を掛けてみませんか?
名前を呼ばれただけで、心はとても落ち着くはず。
大切な人の声ほど、グッとくるものはありませんよね。
寂しさで溢れた心に、安心感を与えてあげましょう。
楽しい予定を考えてみたり、遊ぶ約束をしてみるのもいいですね。
できるだけ、ポジティブになれる会話を意識してみること。
きっと心の充電になるはずです。
もしくは、素敵な便箋を用意して、手紙を書いてみませんか?
心細い気持ちを誰かに宛てて
寂しさを言葉に変えて
書くことで不安や悲しみが消化され、”あるようにあるもの”として受け入れられるようになるはずです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
突然訪れる「寂しい気持ち」には、自ら向き合う意志が大切かもしれません。
じっとしているだけでは、寂しさどんどんは大きくなってしまうでしょう。
静かにその孤独を感じて、飲み込んで、
心が「疲れたよ」と、もしあなたにヘルプを出しているのであれば、その心の思いにじっと耳を傾けて上げて下さい。
では、
最後にもう一つ。作家である銀色夏生さんの詩から
何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいより
すみわたる夜空のような孤独を