我慢をして言葉を飲み込んで、人の顔色を気にしてしまう。
嫌われたくないという感情は、心をがんじがらめにしてしまいます。
どうしてそんなに嫌われたくないのか。
対処法を学び、毎日をもっとあなたらしく生きていきましょう。
嫌われたくないから
何事にも相手を優先してしまい、自分を犠牲にしてしまう。
本当はこうしたいのに。こんなつもりではないのに。
それが出来なくて、伝えられなくて。
結局しんどい役回りになってしまったり、私が我慢するれば上手くいくんだなんて、
心を押し殺してしまってはいませんか?
それは、あなたは優しすぎる素敵な人だから。
けれど、負担に感じることがあまりにも大き過ぎるのは危険なこと。
あなた自身の心が悲鳴を上げてしまいます。
優しさは、時に弱みにとして捉えられてしまうこともあります。
たまには自分の意志を優先してあげて下さいね。
それは悪いことでも何でもありません。人を嫌う理由は人それぞれ違うもの。
あなたがいくら嫌われまいとしていても、嫌われてしまうこともあるでしょう。
反対にあなたが自分を優先しても、嫌いにならない人だっていることを忘れないでいて下さい。
失いたくないから
特別な人に対して強く出てしまう、嫌われたくないという思い。
失いたくない不安に付きまとわれて、気を遣いすぎてしまうことはありませんか?
自分の中でルール決めをしてしまい、こうしたら嫌われると考えてしまうため心の疲れが蓄積してしまうのです。
相手を想うばかり、嫌われたくないという感情に支配されて、頑張り過ぎてしまってはいませんか?
無理をして笑っている。嫌なことを嫌だと言えない。
それを都合よく解釈してくる人もいるのです。
言いなりになってしまうことは、大きな傷を負うリスクがあることを心に深く言い聞かせて欲しいと思います。
相手に向けている優しさは、少し歪んだ形のもの。
まずはそれを自分のために認めてあげて下さいね。
自分に向けて使う優しさを、身に付けて欲しいと思います。
まずは感情を伝える練習をしてみましょう。
嫌われる不安が強いと、言葉の選び方にもきっと時間が掛かってしまうはず。
そんな時こそメールや手紙に思いを託してみてはいかがでしょうか。
これだけは覚えていて下さい。
あなたを心から大切に想う人は、ちょっとやそっとのことでは簡単にあなたを嫌いになんてなりませんよ。
今の関係はなぜあるの?
嫌われたらどうなってしまうのか。具体的に考えたことはありますか?
嫌われることは悲しいことであり傷付くことですが、実際それによって何が変わるのでしょう。
今の関係が壊れてしまう?嫌われるのが怖い?
もちろんどちらもショックな事には変わりません。
けれど今築いているこの関係も、あなたが無理をしているからこそ円満を保てているのではありませんか?
あなたがいつも相手を優先し、優しく接してきたからこそ今の関係があるのです。
そうでなければ、心が疲れたり無理をしていると感じることもなく、もっと心地の良い関係を築けているはずです。
冷静さは時にあなたを守ってくれるでしょう。
優しさに付け込まれてはいないか、自分の心と向き合ってみて下さいね。
最後に
いかがでしたか?
嫌われたくないからと、自分の感情をコントロールしてばかりいることは、心に大きなストレスを与えてしまいます。
もっとあなた自身を大切に考えて欲しいと思います。
自信を持って下さいね。あなたは優しすぎる素敵な人なのですから。