会いたい？会えない？
・・・もうどうしたらいいのか分からない。
一瞬で崩れ落ちる私の心のように、顔を覆いうずくまり過ちに気付く頃。
どうしようもなく心細い、険しすぎる道が見えた気がした。
良い恋愛って何だろう。悪い恋ってどれを言うの・・・？
崩れ落ちるし昨日までの幸せ。
これからどすればいいの？
どんどん欲張りになってしまう。思わず目を閉じてした深呼吸。
許される恋だとは、思ってはいないけど。
やめられないし、引き返すなんてできないし、
込み上げる悔しさに苛立ちが溢れ返る。
どこからが間違いか、どこからが不正解なのかなんて、
誰かに言われるまで分からなくなっていた私は、きっともう重症で、
取り返しのつかない今に辿り着いてしまったことを知る。
同情もいらない。別に助けなんて今更求めない。
夢とか希望とかそんな薄っぺらなもの求めてはいない。
ただ答えが欲しいだけ・・・。
こうしている今だって、会いたい気持ちに素直に応じてしまう。
聴こえている？私の声。
本当の気持ちは私だけのものだと信じていたけど、そうじゃなかった恋。
あなたの今は、幸せですか？
一人で悲しみに暮れるだけでは、幸せになれないことぐらい、
もういい大人だから分かっている。
背筋を流れる冷たい汗に、とんでもない状況ばかりを想像して、
身震いをしたってどうしようもないのに・・・。
年齢を重ねるたびに、変化した恋への価値観。
それが良いのかも悪いのかも、自分では決められない。
だって決めてしまったら、これ以上苦しくなることは目に見えているし。
良い恋愛と悪い恋愛
幸せそうに笑う彼女に、どうあがいても、
自分の今を重ね合わせることはできなかった。
たった一人の運命の人。
そう思っていたのは私だって同じで、私だって一緒で・・・。
あぁ私一体どこで道を間違えたのだろう。
一瞬時間が止まったように体が強張って、現実という残酷さに、
吐き気がしそうになる。
すべてを手にしたように笑う彼女が、悲しくなるほど羨ましかったから・・・。
そう言えば昨日の続き。まだ話をしてないね。
きっと彼はこうやって、ずっとそしていつまでも、
誤魔化し続けることなんて、もう随分と昔に気が付いているのに。
自分の今に。その情けなさに。心が痛いと泣いた。
欲しかったものは、こんな今だったのか。
恋に恋するわけでもなく、まっすぐに今を見つめて、
それでも失いたくない人がいるあの子は、どう見たって私とは違う。
足がすくんで、今に立っていられなくなりそうで。
息苦しさに胸のあたりを掻きむしって、何とか耐える日々。
良い恋愛って何だろう。悪い恋ってどれを言うの・・・？
昨日までは幸せだと思っていた。幸せだと想うことができていたのに。
一瞬で打ちひしがれて立ちすくむ今を、あなたも過ごしていませんか？
零れそうな涙に気が付いてしまう「誰も幸せになっていない事実」
積み上げてきた大切なもの。過ごしてきたあの時間も。
一瞬で崩れ落ちる私の心のように、顔を覆いうずくまり過ちに気付く頃。
どうしようもなく心細い、険しすぎる道が見えた気がした。
誰も幸せになれない恋
彼のことは本当に好きだった。きっとそれは本当に・・・。
でも今は、それさえもあやあふやな感情で、
まるで夢の中の出来事だったみたいに、心許なくなる。
「言い訳は後にして、今までの時間はっきりさせようよ」
睨み付けた愛しい人。
誰も幸せになれない恋に、突き付けられた現実は、
痛みと気付きを私に届けに来る。
言いたいことも聞きたいことも、必死になってのみ込んで、
悔やむばかりの日々に、絡み合った糸を解くことに必死になった。
彼の口が動くたびに、どうしようもなく怖かった二人のこれからのこと。
見出せない「未来」という二文字を、あなたもきっと気付いているでしょう・・・？
別れの挨拶はまだ聞きたくない。
どうか、いつか。そんなこと一ミリたりとも望んでもいないのに、
引き留めてしまうこの恋は、一体何のために存在しているのだろう。
心が乱暴に震えて、目の前が真っ黒になった。
自分でも分からないこの恋の続きは、良いの？それとも悪いの？
張り裂けそうになる胸の奥。溢れ返る想いは、本物の愛なのかも分からない。
それでも手放すこともできない、後悔まみれの今を過ごしていることは、
悲しいくらいに気付いているから、どうしようもない関係だということは知っている。
遠ざけて来た真実に、ぶつかって初めて魔法が解けるあの瞬間。
これからをしっかりと見つめて欲しいと思います。
誰も幸せになれない恋の未来。
あなたが一番、きっと分かっているはずだから・・・。
最後に
いかがでしたでしょうか？良い恋愛に悪い恋愛。
その狭間で揺れる恋心。あなたもきっと悩んでいるでしょう？
何が正解で不正解かも分からなくなるほどに、
ただがむしゃらに恋をしてきた、今という日々のこと。
戸惑いも迷いも、必死になって誤魔化してきた、
情けなくなるほど自分勝手なこの想いは、いつか天罰が下る日が来るのだろうか・・・。
心細い夜に訪れる罪悪感は、誰のための？
一度じっくりと今を見つめて欲しいと思います。
どこかで奪おうとして、奪えないことに気が付いて・・・。
こんな風に傷だらけになってから、突き付けられる現実。
あなたの幸せは、自分の幸せは、
「こんなはずじゃなかった」なんて言葉。似合わないはずだから。
