忘れられないさっきの言葉。【人の幸せ】を喜べないのは、どうして…?

人は人。自分は自分。

頭では充分に理解しているはずなのに、どこからともなく湧き上がる不穏な感情は、

心を乱して去って行く。

あなたにはありませんか?自分以外の誰かの幸福に触れたとき、

戸惑いを感じてしまうことが・・・。

意地悪な自惚れと充実した笑顔に心が痛むときは、あなたの今を見つめるサイン。

人の幸せを喜べないときに。

意地悪な自惚れ

もう一度・・・。

今の言葉を頭の中で繰り返し再生して、そこに含まれたものを。

吐き出されたそれを、じっとりとした気持ちで眺めている私。

こんなことがあったの。こんなことしたの。

そこまでなら良かったのに・・・。

深い溜め息つくわけにもいかないから、咄嗟にのみ込んだ苦い気持ち。

相槌に専念をして、時が過ぎるのをじっと待つ。

呆れ返るほどの自惚れも、可愛いわがままに変えることができたらいいけれど、

明らかに私が受け取ったこの感情は、そうとは思えないほどの綻びを帯びているから、

こんなにも息苦しいのかな。

「大丈夫?」

さっきよりも大きな瞳で私を見ている彼女の表情に、戸惑いを感じて胸騒ぎがした。

重苦しいこの空気。あなたがつくったこと覚えている・・・?

心の中で呟いてそっと視線を外し、必死に作った愛想笑い。

だって、「大丈夫」そう答えるしかなかったから。

つまらない会話。突然巻き起こる、幸せのお披露目会。

自分の幸福を見せつけるようにしてまで感じたい、「私の方が」という傲慢さ。

さっきの言葉が分かりやすく心を乱したままだから、上手く切り抜けそうにもない今に悲しくなる。

彼女の放った言葉の意図を、痛い位に受け取ってしまったんだ・・・。

「どこまで話したっけ?」

にやついた口元に、ヒリヒリと傷が痛んで仕方ない。

 
スポンサーリンク

なぜ引っ掛かるの?

人の幸せを、安易に喜ぶことができないときがある。

新しい恋の話。上手くいった仕事のこと。

とびきりのラッキーに、心だけがその幸せに寄り添うことを、頑なに拒否してしまうあの瞬間。

胸の辺りがモヤモヤして、言葉が上手く出て来なくなって・・・。

居心地の悪い感情に支配されていくのあっという間で、どうしようもなく惨めになる。

そんなつもりはなかった。こんなつもりじゃなかった。

幾らそうやってそれなりな理由を準備したところで、自分自身と比べていた事実はなかなか消えてはくれない。

さっきまでそこにあった穏やかなものが、物凄い早さで私の前から姿を消して怖くなるんだ・・・。

どうしようもない焦り。感じたくもない嫉妬心に出会ってしまったときほど、

悔しいことはないのに。

行方不明になった温かい感情を探すように手を伸ばして、必死にもがいているうちに、

いつの間にか孤独になる。

目の前にいる彼女から零れ落ちていくキラキラしたものが、あまりにも眩しすぎて、

思わず目を閉じてしまいそうだった。

今の自分がどんなにアンラッキーだったとしても、笑顔だけは見失いたくなかったのに・・・。

そこから始まる罪悪感は、私の弱さを引っ張り出して、

心をがんじがらめにしてしまう。

余裕がなかった。余裕が見当たらなかった。

誰かに寄り添う勇気が湧かなかったあの日のことを、今もこうして引きずっている。

 

人生を抱き締めて

不安を煽る言葉に傷付いて、感情の整理に追い付かないときも、

単純に報われない今が面白くないときも、喜ぶことが難しくなってしまう人の幸せ。

どうしたらいいのか?どうすればいいのか?

幾度も繰り返しぶつかってきた壁。意図したものもそうでないものも、

誰かの幸せという形に動揺してしまうのは、そもそも仕方がない。私はそう思います。

人は人。自分は自分。

頭では充分に理解しているはずなのに、どこからともなく湧き上がる不穏な感情は、

心を乱して去って行く。

あなたにはありませんか?自分以外の誰かの幸福に触れたとき、

戸惑いを感じてしまうことが。

意地悪な自惚れは時に面倒だし、充実した笑顔に心が痛むときもある。

人の人生なのに、自分の人生に重ねている自分がどこかにいるのかもしれない。

深い溜め息の代わりに愛想笑いを浮かべて、時が過ぎるのをじっと待って、

お節介なアドバイスに耳を塞ぎたくなりながらも、続いていく人間関係。

背負っているのならば、手放しましょう。

心がもてあそばれてしまうときほど、余裕を見失っているサインなのかもしれません。

自分自身の今を見つめて下さい。そして心の声に耳を傾けて欲しいと思います。

もちろん傲慢な幸福自慢には、耳を塞ぐことが必要な場合もあるでしょう。

そっと心の中で耳を塞ぐ。心の耳を閉じて、あなたの今に集中する姿勢も大切だから・・・。

幸せのレベルを測りたがる人もいる。比べられないものを引き合いに出して、

上から目線で乱暴にあなたを諭す人もいるかもしれませんが、何も知らないのは相手であって、

自分の幸福に酔いしれているだけ。

誰かの幸せを喜ぶことができないときは、そっと自分自身に寄り添うこと。

あなたの人生をしっかりと抱き締めて・・・。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?。

深い溜め息の代わりに愛想笑いを浮かべて、時が過ぎるのをじっと待って、

心を痛めているアナタヘ・・・。

人の幸せが喜べないときは、自分自身の心と向き合う時間をつくりましょう。

乱暴で下品な傲慢さに、嫌な気持ちになってしまうときも、

喜びたいはずなのに、焦りを感じてしまうときも・・・。

大切なのはあなたの人生と誰かの人生は、比べるべきものではないということです。

勇気が湧かない日は、どうやっても笑顔になれない。

だからこそ心に寄り添う時間が必要なのです。

深呼吸をしてあなたらしさを思い出して。幸せに正解などないのだから。
 
 



あなたへのオススメ